カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[269日目]

投稿日:2020年3月1日

さー、東北だ!

北海道編 45日目(2007年10月4日)

 七重浜温泉「ホテル海王館」の朝湯に入り、6時に出発。3キロ走ると、函館港のフェリーふ頭に到着だ。これにて「函館→函館」の「北海道一周」、終了。33日間で9351キロを走り、その間では324湯の温泉に入った。

 7時30分発の青森行き高速フェリー「ナッチャンRera」に乗船。「函館→東京」の開始だ。

 船内で「特製サンド&ピザパン」の朝食を食べて、そのあとは朝寝。ぐっすり眠った。

 青森到着は10時45分。

 青森港の岸壁にDR−Z400SMとともに立ち、
「さー、東北だ!」
 と気合を入れた。

 まずは油川温泉に行く。だが12時からとのことで出直すことにし、青森から国道103号で八甲田へ。傘松峠を越え、前回の「本州東部編」で入れなかった温泉に入っていく。

 第1湯目は猿倉温泉「猿倉温泉」の湯。ここでは露天風呂に入る。白濁色の湯。2段の湯船で上段は温め、下段は熱め。飲泉可。

 第2湯目は蔦温泉「蔦温泉」の湯。一軒宿の老舗旅館の「久安の湯」に入った。木の湯船、木の洗い場。蔦温泉の良さを感じながら、無色透明の湯にどっぷりつかる。

 第3湯目は奥入瀬渓流温泉「奥入瀬渓流グランドホテル」の湯。3階の展望大浴場の湯に入る。総ガラス張りの大浴場で、眼下に奥入瀬渓流を見下ろす絶景湯だ。

 奥入瀬渓流を見ながら国道103号を走る。

 すでに紅葉の季節だが、平日なのでそれほど交通量は多くない。

 国道103号のバイパスに入り、十和田カルデラの外輪山上へ。そこからは国道102号を行く。御鼻部山の展望台から十和田湖を一望し、滝ノ沢峠から黒石へと下った。

 第4湯目は空の平高原温泉「空の平高原温泉」の湯。入浴料の200円を料金箱に入れて入る。ここは内風呂のみで木の湯船。無色透明の湯につかる。浴室からの眺めはすごくいい。

 第5湯目は青荷温泉「青荷温泉」の湯。混浴の露天風呂、「子宝の湯」の樽湯、「滝見の湯」と入る。「滝見の湯」には内風呂と露天風呂があるが、ともに男女別の湯。無色透明の湯。露天風呂からは岩壁を流れ落ちる滝を大岩越しに見る。

 黒石から青森に戻ると、しぶとくもまた油川温泉へ。

 ということで第6湯目は温泉銭湯の油川温泉。国道280号の旧道沿いにある。無色透明の熱めの湯。いかにも「温泉銭湯!」といった顔をしている。

 油川温泉に最初に入ったのは1978年の「30代編日本一周」のときだった。あのときも「北海道一周」を終えたあとに入った。ここの湯につかりながら、「あー、北海道を離れてしまった…」と、実感したものだ。それ以降、油川温泉には何度も入っているが、ほとんど変わっていない。

 次に青森市内の温泉をめぐる。

 第7湯目は三好温泉「コロナの湯」。アミューズメント一体型のコロナワールド内にある。大浴場と露天風呂。

 第8湯目はつくだ温泉「ゆーぽっぽ」の湯。大浴場と露天風呂。有味の濁り湯で混んでいた。湯から上がると夕食。「タンメンライス」を食べた。店名が「湯麺亭」だけあって、ここのタンメンはおいしかった。モヤシがたっぷり。細麺の縮れ麺で汁は淡白な味わいだ。

 第9湯目は浜館温泉「フラワー温泉」。ここは大浴場の内風呂のみで、無色透明の湯にまったりつかった。

 青森から黒石に戻る。

 第10湯目はさるか温泉「さるか荘」の湯。前回の「本州東部編」のときは、定休日で入れなかった温泉。猿賀公園にある温泉で、前回来たときは、蓮池ではきれいな蓮の花が咲いていた。大浴場と露天風呂の湯につかりながら、そんな蓮池の蓮の花を思い浮かべるのだった。

 黒石から弘前へ。

 今晩の宿、第11湯目のさくらの温泉に到着したのは21時。弘前市内の「さくら野百貨店」の4階にある。入口には大きな「ねぷた」が飾られている。それが弘前の温泉を強く感じさせるのだった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 七重浜温泉「ホテル海王館」
6時 七重浜温泉「ホテル海王館」を出発
7時30分 函館港発 高速フェリー「ナッチャンRera」
朝食 船内 特製サンド(1100円)ピザパン(200円)
10時45分 青森港到着
笠松峠(峠越え)
睡蓮沼
2811湯目 猿倉温泉「猿倉温泉」(500円)
2812湯目 蔦温泉「蔦温泉」(500円)
2813湯目 奥入瀬渓流温泉「奥入瀬渓流グランドホテル」(1000円)
奥入瀬渓流
滝ノ沢峠(峠越え)
2814湯目 空の平高原温泉「空の平高原温泉」(200円)
2815湯目 青荷温泉「青荷温泉」(500円)
昼食 温川温泉近くの「オレンジハート」コンビニ弁当
2816湯目 油川温泉「油川温泉」(390円)
2817湯目 三好温泉「コロナの湯」(390円)
2818湯目 つくだ温泉「ゆーぽっぽ」(390円)
夕食 つくだ温泉「ゆーぽっぽ」タンメンライス(700円)
2819湯目 浜館温泉「フラワー温泉」(390円)
2820湯目 さるか温泉「さるか荘」(300円)
21時00分 さくら野温泉「ホテルさくら野温泉」(1泊朝食6800円)
2821湯目 さくら野温泉「ホテルさくら野温泉」
本日の走行距離数 244キロ
本日の温泉入浴数 11湯

青森行きの高速フェリー「ナッチャンRera」に乗船函館港を出港。函館山に別れを告げる朝食の「特製サンド&ピザパン」

青森行きの高速フェリー「ナッチャンRera」に乗船 函館港を出港。函館山に別れを告げる 朝食の「特製サンド&ピザパン」

これが「特製サンド」青森港が見えてくる青森港に到着!

これが「特製サンド」 青森港が見えてくる 青森港に到着!

青森港に上陸。函館から乗った高速フェリーの「ナッチャンRera」を見る国道103号の傘松峠を越えた水連沼から八甲田を見る猿倉温泉「猿倉温泉」の湯につかる

青森港に上陸。函館から乗った高速フェリーの「ナッチャンRera」を見る 国道103号の傘松峠を越えた水連沼から八甲田を見る 猿倉温泉「猿倉温泉」の湯につかる

蔦温泉の老舗旅館「蔦温泉」蔦温泉「蔦温泉」の木の湯船奥入瀬渓流温泉「奥入瀬渓流グランドホテル」の大浴場

蔦温泉の老舗旅館「蔦温泉」 蔦温泉「蔦温泉」の木の湯船 奥入瀬渓流温泉「奥入瀬渓流グランドホテル」の大浴場

奥入瀬渓流の流れ御鼻部山の展望台から見下ろす十和田湖空の平高原温泉「空の平高原温泉」

奥入瀬渓流の流れ 御鼻部山の展望台から見下ろす十和田湖 空の平高原温泉「空の平高原温泉」

「空の平高原温泉」の湯青荷温泉「青荷温泉」「青荷温泉」の樽湯

「空の平高原温泉」の湯 青荷温泉「青荷温泉」 「青荷温泉」の樽湯

油川温泉の温泉銭湯「油川温泉」三好温泉「コロナの湯」つくだ温泉「ゆーぽっぽ」

油川温泉の温泉銭湯「油川温泉」 三好温泉「コロナの湯」 つくだ温泉「ゆーぽっぽ」

「ゆーぽっぽ」の「タンメンライス」さくら野温泉「ホテルさくら野温泉」の「ねぷた」

「ゆーぽっぽ」の「タンメンライス」 さくら野温泉「ホテルさくら野温泉」の「ねぷた」  

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