カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[258日目]

投稿日:2020年1月28日

北海道発の「世界初」を目撃

北海道編 34日目(2007年9月23日)

 グリーン温泉「グリーン温泉」の朝湯に入る。大浴場の大風呂は2つに仕切られている。ともにツルツル湯で、熱めの湯と温めの湯に入る。塩分を含んだ茶色っぽい湯。朝湯から上がると、ご飯、味噌汁、塩ジャケ、納豆、生卵、海苔、漬物の朝食を食べ、8時30分に出発だ。

 斜里を出発。

 第1湯目は緑の湯温泉「緑の湯」。大浴場と露天風呂はともに無色透明の湯。大浴場には43度の高温湯と41度の中温湯がある。露天風呂は温めの湯。青空の下での露天風呂にはゆったりまったりつかれた。

 第2湯目は小清水温泉「ふれあいセンター」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。無色透明のツルツル湯だ。

 これらの2湯に入ると、国道244号で網走へ。JR釧網線の浜小清水駅前を通り、花の季節の終った原生花園を走り抜けていく。左手には濤沸湖。草地では骨太の馬の「どさんこ」が牧草地の上にばらまかれたニンジンを食べていた。

 北浜駅に到着。ここが「カブタン指令第12号」の地。オホーツク海に一番近い駅だとのことで、プラットホームに立つと、目の前に広がる群青色の海を見る。右手には知床の山々が連なっている。海岸にはハマナスの花が咲き、赤い実が成っている。サケを釣る人の姿も見られる。

 駅舎内の喫茶店で昼食。「オムライス」を食べる。

 ちょうどそのとき、鉄路&道路のデュアルパーパスのDMVがやってきた。黄色い車体。JR北海道が開発した世界でも初めての車両だという。北海道発の「世界初」が何ともいいではないか。その試験走行が釧網線でおこなわれていた。

 国道244号で網走方向へ走ると、北浜駅の次が藻琴駅になる。その藻琴駅前で国道244号を左折し、道道102号に入っていく。

 第3湯目は稲富温泉「稲富荘」の湯。濁り湯で、かなり濃い味がする。熱めの湯、すこし熱めの湯の2つの湯船。ともに木の湯船だ。

 ここには先客がいた。北浜駅の近くでサケを釣っての帰りだという。「秋アジ(サケ)を釣った帰りには、いつもこうして、ここの湯に入るんですよ。(ここの湯には)本州の人もけっこう来ますよ」といっていた。

 第4湯目はオホーツク温泉「翁荘」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。岩風呂は濁り湯で混浴。

 第5湯目は楠目温泉「くすめ温泉民宿」の湯。ここも大浴場の内風呂のみで、ほぼ無色透明の湯。気持ちよく湯につかれる。大風呂のほかに温めの湯の小風呂もある。

 第6湯目はフロックス温泉「ふれあいセンターフロックス」の湯。大浴場の弱食塩泉の湯につかる。打たせ湯もある。加温、加水、循環、消毒、すべて有り有りの湯だが、いいではないか。

 これら4湯の道道102号沿いの温泉に入り、藻琴駅前に戻った。

 国道244号で網走市内に入っていく。網走でいったんオホーツク海を離れ、国道39号で内陸へ。

 第7湯目は網走湖畔温泉「ホテルビューパーク」の湯。ホテル3階の大浴場に入る。無色透明のツルツル湯。ここには階下にも大浴場がある。

 第8湯目は女満別温泉「湖南荘」の湯。ここは大浴場の内風呂のみで、黒湯のツルツル湯だ。

 第9湯目はびほろ後楽園温泉「びほろ後楽園温泉」。大浴場と露天風呂の湯に入る。

 第10湯目は美幌温泉「峠の湯」。ここは日帰り温泉施設。大浴場と露天風呂。露天風呂はこじんまりとした湯船。湯から上がると、夕食の「野菜炒め定食」を食べた。

 美幌からは夜の温泉めぐりだ。

 さらに国道39号を行く。

 第11湯目は端野温泉「のんたの湯」。大浴場と露天風呂。無色透明の湯につかる。

 第12湯目は温根湯温泉「大江本家」の湯。大浴場と露天風呂はともに無色透明のツルツル湯。

 今晩の宿、第13湯目の滝ノ湯温泉「滝の湯センター」に到着したのは21時10分。「9時までには来てくださいね」といわれていたので、ギリギリセーフといったところだ。9時が消灯時間なので、真っ暗な大浴場の明かりをつけ、自分一人で「宿湯」にどっぷりつかるのだった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 グリーン温泉「グリーン温泉」
朝食 グリーン温泉「グリーン温泉」 ご飯、味噌汁、塩ジャケ、納豆、生卵、海苔、漬物
8時30分 グリーン温泉「グリーン温泉」を出発
2697湯目 緑の湯温泉「緑の湯」(380円)
2698湯目 小清水温泉「ふれあいセンター」(300円)
昼食 北浜駅 オムライス(800円)
2699湯目 稲富温泉「稲富荘」(400円)
2700湯目 オホーツク温泉「翁荘」(400円)
2701湯目 楠目温泉「くすめ温泉民宿」(300円)
2702湯目 フロックス温泉「ふれあいセンターフロックス」(400円)
藻琴山温泉(廃業湯)
2703湯目 網走湖畔温泉「ホテルビューパーク」(600円)
2704湯目 女満別温泉「湖南荘」(400円)
2705湯目 びほろ後楽園温泉「びほろ後楽園温泉」(370円)
2706湯目 美幌温泉「峠の湯」(500円)
夕食 美幌温泉「峠の湯」野菜炒め定食(650円)
2707湯目 端野温泉「のんたの湯」(500円)
2708湯目 温根湯温泉「大江本家」(800円)
21時10分 滝の湯温泉「滝の湯センター」(1泊朝食5500円)
2709湯目 滝の湯温泉「滝の湯センター」
本日の走行距離数 263キロ
本日の温泉入浴数 13湯

グリーン温泉「グリーン温泉」の朝食「グリーン温泉」を出発国道244号を行く

グリーン温泉「グリーン温泉」の朝食 「グリーン温泉」を出発 国道244号を行く

ニンジンを食べる馬JR釧網線の北浜駅北浜駅から見るオホーツク海

ニンジンを食べる馬 JR釧網線の北浜駅 北浜駅から見るオホーツク海

北浜駅の「オムライス」北浜駅に到着したDMV稲富温泉「稲富荘」

北浜駅の「オムライス」 北浜駅に到着したDMV 稲富温泉「稲富荘」

「稲富荘」の湯オホーツク温泉「翁荘」「翁荘」の湯

「稲富荘」の湯 オホーツク温泉「翁荘」 「翁荘」の湯

楠目温泉「くすめ温泉民宿」「くすめ温泉民宿」の湯フロックス温泉「ふれあいセンターフロックス」

楠目温泉「くすめ温泉民宿」 「くすめ温泉民宿」の湯 フロックス温泉「ふれあいセンターフロックス」

網走湖網走湖畔温泉「ホテルビューパーク」の湯美幌温泉「峠の湯」

網走湖 網走湖畔温泉「ホテルビューパーク」の湯 美幌温泉「峠の湯」

「峠の湯」の「野菜炒め定食」

「峠の湯」の「野菜炒め定食」    

Comments

Comments are closed.

  • 新刊紹介


    アンダー400 No.84
    9月4日発売

    賀曽利隆の日帰り林道ガイド

    南会津・前編


    タンデムスタイル No.221
    8月24日発売

    賀曽利隆の分割日本一周

    北海道編

  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • アーカイブ

  • メルマガ「カソリング」

    賀曽利隆の「東アジア走破行」配信中
    メルマガ購読・解除
     
  • ツーリングマップル

    カソリのメッセージ
    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」

    北海道東北関東 甲信越

    中部 北陸関西

    中国・四国九州 沖縄

    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」

    北海道東北関東 甲信越

    中部 北陸関西

    中国・四国九州 沖縄

  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    7月24日発売
    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

Scroll Up