カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[215日目]

投稿日:2019年7月25日

秋の宮温泉郷の温泉めぐり

東部編 41日目(2007年7月30日)

 だるま温泉「ゆざわ」の朝湯に入り、ご飯、味噌汁、焼魚、ハムエッグ、サラダ、納豆、海苔、漬物、ミルク付きの朝食を食べ、8時30分に出発。「最上のTAKAさん」との温泉めぐりが始まった。

 第1湯目は五輪坂温泉「としとらんど」の湯。ここは絶景湯で、大浴場からは雄物川流域の沃野を見下ろす。その向こうには奥羽山脈の青い山並み。小さい湯船の露天風呂もある。

 第2湯目は横堀温泉「紫雲閣」の湯。木の湯船で洗い場は畳敷き。桶は漆塗り。「最上のTAKAさん」はそれを見て、「ヒェー!」と声を上げる。無色透明の湯で、湯船の中にはラジウム鉱石が入っている。

 秋の宮温泉郷へ。

 第3湯目は新五郎温泉。ここは昔ながらの湯治宿。ちょうど山形の金山から来た5人の人たちが車から米や食料をおろしていた。数日の湯治をするという。大浴場の内風呂のみで、深い浴槽にどっぷりつかった。

 第4湯目は太郎兵衛温泉「太郎兵衛湯」。無色透明の湯につかり、湯から上がると、宿のご主人と世間話をした。ささいなことだけど、これが楽しい。

 第5湯目は松の湯温泉「松の湯旅館」の湯。内風呂と露天風呂。手入れの行き届いた庭園を見ながら湯につかる気分は最高だ。

 第6湯目は稲住温泉「稲住温泉旅館」の湯。内風呂と露天風呂。露天の樽湯につかると、目の前を流れる渓流と濃い緑の森と自分の体が一体化するような錯覚にとらわれる。

 第7湯目は鷹の湯温泉「鷹の湯温泉旅館」の湯。ここは「TAKAさん」おすすめの温泉。大浴場→露天風呂→野天風呂の順にまわった。ぼくが一番気に入ったのは渓流のわきにある大露天風呂の「野天風呂」。自然度満点。湯につかりながら渓流を間近に眺める。

 第8湯目は湯の又温泉。ここは秋の宮温泉郷では一番の秘湯。一軒宿「湯の又温泉」のすぐ近くには名瀑の湯の又大滝がある。大浴場の岩風呂は無色透明の熱い湯。源泉は53.4度。宿のすぐわきは岩床を流れ落ちていく渓流。その流れの音が耳に残った。

 第9湯目は宝寿温泉「宝寿の湯」。内風呂と露天風呂の濁り湯につかる。ここを最後に秋の宮温泉郷の温泉めぐりを終えた。

 国道108号の鬼首峠(秋田・宮城県境)で折り返し、横堀に戻る。その途中、国道108号沿いの「ヤマザキショップ」で、サンドイッチ&「午後の紅茶」の昼食を食べた。

 国道108号から国道13号へ。

 第10湯目は湯ノ沢温泉。山中の一軒宿「日勝館」の湯に入る。木の湯船。無色透明の湯。秋田県内でも屈指の秘湯といっていい湯ノ沢温泉には何台もの車が来ていた。ここの源泉の飲泉効果はきわめて高く。1日に3度、コップに1杯飲むだけで血糖値が下がるという。ここにくる人たちの大半は温泉に入らず、源泉をくんで帰っていく。湯ノ沢温泉が秋田県最後の温泉になった。

 国道13号の雄勝峠を越えて山形県に入った。

 第11湯目は神室温泉「ホットハウスカムロ」の湯。大浴場の無色透明の湯につかる。浴室の前はスキー場。

 第12湯目は真室川温泉「梅里苑」の湯。ここでは大展望風呂に入る。右手には鳥海山、左手には月山。眼下には真室川が流れている。塩分を含んだ無色透明の湯につかりながら大展望を楽しんだ。

 第13湯目は奥羽金沢温泉。高台上の日帰り湯「奥羽金沢温泉」に入る。ここは「TAKAさん」のよく来る温泉。大浴場の無色透明の湯につかる。「TAKAさん」は1日に13湯入ったので感慨深げだ。湯から上がったところで、そんな「TAKAさん」と別れるのだった。

 第14湯目は舟形わかあゆ温泉の日帰り湯「清流センター」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。浴室からは暮れゆく月山を見る。

 尾花沢の町中に入ると、「くるまやラーメン」で夕食の「ネギラーメン」を食べた。

 20時40分、尾花沢に近いおもだか温泉の「鈴乃湯旅館」に到着。ここが今晩の宿。家庭的雰囲気の第15湯の宿湯に入る。内風呂のみで、小さめな湯船。湯から上がるとビールを頼んだ。女将さんはビールとともに枝豆を持ってきてくれたが、それがすこぶるうまかった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 だるま温泉「ゆざわ」
朝食 だるま温泉「ゆざわ」 ご飯、味噌汁、焼魚、ハムエッグ、サラダ、納豆、海苔、漬物、ミルク付き
8時30分 だるま温泉「ゆざわ」を出発
2272湯目 五輪坂温泉「としとらんど」(400円)
2273湯目 横堀温泉「紫雲閣」(700円)
2274湯目 新五郎温泉「新五郎湯」(300円)
2275湯目 太郎兵衛温泉「太郎兵衛湯」(300円)
2276湯目 松の湯温泉「松の湯旅館」(500円)
2277湯目 稲住温泉「稲住温泉旅館」(500円)
2278湯目 鷹の湯温泉「鷹の湯温泉旅館」(630円)
2279湯目 湯の又温泉「湯の又温泉」(500円)
湯ノ又大滝
2280湯目 宝寿温泉「宝寿の湯」(380円)
鬼首峠(峠返し)
昼食 国道108号沿いの「ヤマザキショップ」 サンドイッチ&「午後の紅茶」
院内温泉「ほっと館」(定休日)
2281湯目 湯ノ沢温泉「日勝館」(300円)
雄勝峠(峠越え)
山形県に入る
2282湯目 神室温泉「ホットハウスカムロ」(300円)
2283湯目 真室川温泉「梅里苑」(350円)
2284湯目 奥羽金沢温泉「奥羽金沢温泉」(400円)
2285湯目 舟形若あゆ温泉「清流センター」(350円)
夕食 尾花沢の「くるまやラーメン」の「ネギラーメン」(730円)
20時40分 おもだか温泉「鈴乃湯旅館」(1泊朝食6500円)
2286湯目 おもだか温泉「鈴乃湯旅館」
本日の走行距離数 220キロ
本日の温泉入浴数 15湯

だるま温泉「ゆざわ」の朝食「ゆざわ」を出発五輪坂温泉「としとらんど」からの眺め

だるま温泉「ゆざわ」の朝食 「ゆざわ」を出発 五輪坂温泉「としとらんど」からの眺め

横堀温泉「紫雲閣」「紫雲閣」の湯新五郎温泉「新五郎湯」

横堀温泉「紫雲閣」 「紫雲閣」の湯 新五郎温泉「新五郎湯」

「松の湯旅館」の湯稲住温泉「稲住温泉旅館」の湯「稲住温泉旅館」の樽湯

「松の湯旅館」の湯 稲住温泉「稲住温泉旅館」の湯 「稲住温泉旅館」の樽湯

「稲住温泉旅館」の樽湯に入る鷹の湯温泉「鷹の湯温泉旅館」「鷹の湯温泉旅館」の湯

「稲住温泉旅館」の樽湯に入る 鷹の湯温泉「鷹の湯温泉旅館」 「鷹の湯温泉旅館」の湯

「鷹の湯温泉旅館」の野天風呂「鷹の湯温泉旅館」の野天風呂の湯につかる宝寿温泉「宝寿の湯」

「鷹の湯温泉旅館」の野天風呂 「鷹の湯温泉旅館」の野天風呂の湯につかる 宝寿温泉「宝寿の湯」

「宝寿の湯」に入る国道108号の鬼首峠の「峠返し」昼食のサンドイッチ&「午後の紅茶」

「宝寿の湯」に入る 国道108号の鬼首峠の「峠返し」 昼食のサンドイッチ&「午後の紅茶」

舟形若あゆ温泉「清流センター」夕食の「ネギラーメン」

舟形若あゆ温泉「清流センター」 夕食の「ネギラーメン」  

Comments

Comments are closed.

  • イベント情報

    バイクフォーラム in ならは
    日時:2019年10月5日
    詳細は上のポスターをクリック!
    オオサンショウウオ
    ソロツーリングラリー
    日時:2019年10月27日
    前夜祭:26日(申込先着100名)
    詳細は上のバナーをクリック!
  • 新刊紹介


    アンダー400 No.77
    8月6日発売

    賀曽利隆の日帰り林道ガイド

    長野県・岡山地区 前編

  • ツイッター

  • メルマガ「カソリング」

    「賀曽利隆の六大陸周遊記」配信中
    メルマガ購読・解除
     
  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    7月24日発売
    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

  • 3.11 応援ステッカー

    フォトグラファー小原信好さんが、東北応援ステッカーを作成しました。興味のある方はぜひ小原さんのブログ
    https://ameblo.jp/hokkaider/entry-10852098083.html

    をチェックしてください。ステッカーの元データは上記の写真をクリックすることでもダウンロードできます。
Scroll Up