カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[212日目]

投稿日:2019年7月18日

来てしまいましたよ、カソリさん!

東部編 38日目(2007年7月27日)

 中里温泉「中里温泉」の朝湯に入る。大浴場、小浴場、露天風呂の湯につかる。湯から上がると、ご飯、味噌汁、焼魚、玉子焼き、トロロ、山菜(コゴミの胡麻和え)、青菜、海苔、漬物の朝食を食べ、8時に出発だ。

 中里温泉からは奥羽山脈の山並みに向かって、一直線にDRを走らせる。

 第1湯目は川口温泉「奥羽山荘」の湯。大浴場と露天風呂。ともに無色透明の湯。小さめな湯船のジャグジーもある。

 第2湯目は千畑温泉「サン・アール」の湯。ここも大浴場と露天風呂。大浴場には熱めの湯と温めの湯の2つの湯船。露天風呂の湯は温めで長湯した。湯につかりながら赤松の林を眺める。湯にはセミやカナブンが落ちているのが、奥羽山脈の山裾の豊かな自然を感じさせる。

 第3湯目は六郷温泉「あったか山」の湯。大浴場と露天風呂はともに熱めの湯。源泉の流れ込んでいる湯口の近くは熱くて入れない。ここの源泉は53.0度。

 奥羽山脈の山裾の温泉、3湯に入ると、仙北の平野へ。

 第4湯目は仙北温泉「柵の湯」。大浴場と露天風呂。無色透明の湯で源泉は50.1度。

 湯から上がると隣の「餅の館」を見学した。ここはすごいところで、400種もの餅が展示されている。餅は日本の食文化の基本といっていい。その餅をこれだけ見られるところはそうそう他にはない。それも入館無料。ここには「餅つき道場」もある。移築された曲り屋の茅葺民家で、その土間で餅つき体験ができる。つきたての餅は大広間で食べられる。

 大曲(大仙市)の町へ。

 第5湯目はしあわせ温泉「花館バーデン」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。ほぼ無色透明の湯で、若干の温泉味がある。

 大曲からは国道105号を西へ、矢向峠を越える。

 第6湯目は、なんがい温泉「ふるさと館」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。無色透明有味無臭の湯につかり、湯から上がると昼食の「天ぷらうどん」を食べた。

 第7湯目は岩倉温泉「岩倉温泉」の湯。内風呂のみで深い浴槽にどっぷりつかる。無色透明無臭の湯で、かすかな温泉味がする。

 第8湯目は湯ノ神温泉「神湯館」の湯。ここはひなびた系の味のある温泉。内風呂のみで小さめな湯船につかる。無色透明の湯で若干の味がある。

 矢向峠下の3湯に入ると矢立峠を越え、つづいて矢立峠下の3湯に入る。

 第9湯目は小羽広温泉「小羽広館」の湯。ここは山間の一軒宿。湯治宿の風情。小さめの湯船につかる。無色透明の湯。湯につかりながらヒグラシの鳴き声を聞く。湯から上がると、秋田美人の若女将と話す。明るい人。「今度は泊まりで来ますね!」といって別れた。

 第10湯目は滝温泉「滝温泉」の湯。大浴場の湯船はおもしろい形をしている。寝湯、立湯もできる。女湯との境のガラスには、民謡の「秋田おばこ」と「本荘追分」が描かれている。

 第11湯目は若林温泉「若林の湯」。木枠の小さな湯船。といっても一人で入るのには十分な広さ。自分一人で無色透明の湯につかった。

 こうして矢立峠下の3湯をめぐり、国道107号に出た。

 第12湯目は道の駅「東由利」内にある黄桜温泉「湯楽里」。広々とした大浴場の大風呂。差し込む西日をめいっぱいに受けて湯につかった。

 国道107号の境峠を越える。峠を下っていくと雄物川の流れにぶつかるが、そこで国道107号を離れ、北へ。大曲に向かっていく。

 第13湯目は雄物川温泉「えがおの丘」の湯。大浴場と露天風呂。露天風呂からの眺めは絶景だ。足元を雄物川が悠々と流れている。

 第14湯目は大森温泉。大森公園にある「大森健康温泉」の湯に入る。大浴場の内風呂のみ。無色透明の湯。

 第15湯目は大雄ふるさと温泉「ゆとりおん大雄」の湯。ここも大浴場の内風呂のみ。若干のにごり湯で味がある。

 第16湯目は角間川温泉「角水」の湯。大浴場の内風呂のみ。やわらかな湯だ。

 大曲から横手へ。その途中で第17湯目の雁の里温泉「湯〜とぴあ」の湯に入った。大浴場は受付終了直前にもかかわらず、かなりの混み方。子供連れが多い。すでに夏休みに入っているからだろうか。

 今晩の宿、横手駅前温泉「ホテルプラザアネックス横手」に到着したのは21時。ありがたいことに、最上階のスカイレストラン「コスモス」で、まだ食事ができるという。スカイレストラン「コスモス」に直行。まずは横手の夜景を見下ろしながら生ビールを飲んだ。そのあと「サーロインステーキ」を食べた。宿泊者用プライスということで980円。優雅な夕食を食べ終えたところで、第18湯目、大浴場「ゆうゆうプラザ」の湯にどっぷりつかった。

 湯から上がり、ホテルのフロントに戻ると、何と「クレープ神田さん」がいるではないか。「来てしまいましたよ、カソリさん!」。今晩はここに泊まるという。「クレープ神田さん」の夜襲を受けて、さっそく部屋で我々の宴会がはじまった。自販機のカンビールで乾杯、また乾杯、さらに乾杯。新潟からバイクで走りつづけてきた「クレープ神田さん」だったが、その途中、村上で「大洋盛」を買った。カンビールを浴びるほど飲んだあとの「クレープ神田さん」差し入れの「大洋盛」はうまかった。2人の宴会は日付が変わってもつづくのだった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 中里温泉「中里温泉」
朝食 中里温泉「中里温泉」 ご飯、味噌汁、焼魚、玉子焼き、トロロ、山菜(コゴミの胡麻和え)、青菜、海苔、漬物
8時 中里温泉「中里温泉」を出発
2234湯目 川口温泉「奥羽山荘」(400円)
鹿子温泉(廃業湯)
花の湯温泉(廃業湯)
2235湯目 千畑温泉「サン・アール」(400円)
2236湯目 六郷温泉「あったか山」(400円)
払田柵跡
2237湯目 仙北温泉「柵の湯」(400円)
餅の館
大曲温泉「大曲温泉旅館」(入浴のみ不可)
2238湯目 しあわせ温泉「花館バーデン」(350円)
姫神温泉(休業中)
山の手温泉「山の手ホテル」(入浴のみ不可)
2239湯目 なんがい温泉「ふるさと館」(300円)
昼食 なんがい温泉「ふるさと館」 天ぷらうどん(400円)
2240湯目 岩倉温泉「岩倉温泉」(400円)
2241湯目 湯ノ神温泉「神湯館」(100円)
2242湯目 小羽広温泉「小羽広館」(300円)
2243湯目 滝温泉「滝温泉」(350円)
2244湯目 若林温泉「若林の湯」(350円)
2245湯目 黄桜温泉「湯楽里」(350円)
2246湯目 雄物川温泉「えがおの丘」(420円)
2247湯目 大森温泉「大森健康温泉」(300円)
2248湯目 大雄ふるさと温泉「ゆとりおん大雄」(450円)
2249湯目 角間川温泉「角水」(300円)
2250湯目 雁の里温泉「湯〜とぴあ」(400円)
21時 横手駅前温泉「ホテルプラザアネックス横手」(1泊朝食7800円)
2251湯目 横手駅前温泉「ホテルプラザアネックス横手」
夕食 横手駅前温泉「ホテルプラザアネックス横手」 サーロインステーキ(980円・特例)
出会い クレープ神田さん
本日の走行距離数 191キロ
本日の温泉入浴数 18湯

中里温泉「中里温泉」の朝湯に入る「中里温泉」の朝食川口温泉「奥羽山荘」の湯

中里温泉「中里温泉」の朝湯に入る 「中里温泉」の朝食 川口温泉「奥羽山荘」の湯

鹿子温泉は廃業湯花の湯温泉は廃業湯払田柵跡

鹿子温泉は廃業湯 花の湯温泉は廃業湯 払田柵跡

仙北温泉「柵の湯」「餅の館」の展示奥羽山脈の山並み

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なんがい温泉「ふるさと館」の「天ぷらうどん」岩倉温泉「岩倉温泉」「岩倉温泉」の湯

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湯ノ神温泉「神湯館」「神湯館」の湯小羽広温泉「小羽広館」の湯

湯ノ神温泉「神湯館」 「神湯館」の湯 小羽広温泉「小羽広館」の湯

滝温泉「滝温泉」の湯若林温泉「若林の湯」黄桜温泉「湯楽里」

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秋田の大河、雄物川角間川温泉「角水」横手駅前温泉「ホテルプラザアネックス横手」の「サーロインステーキ」

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