カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[155日目]

投稿日:2018年11月25日

天草の温泉めぐり

九州編 26日目(2007年5月15日)

 元湯温泉「雁俣荘」の朝湯に入る。部屋湯だ。蛇口をひねれば熱い湯がいくらでも出てくる。この部屋湯は24時間入浴可。一人で入るのには十分な広さの湯船につかる。

 朝湯から上がり、食堂でご飯、味噌汁、塩ジャケ、サラダ、明太子、ゆで卵、納豆、海苔、梅干し、漬物の朝食を食べる。

 朝食を食べ終わると、
「大浴場にも入れますよ」
 と、いわれた。

 ここの日帰り入浴は10時から22時まで。昨夜、到着したときは、「9時過ぎになればはいれますよ」といわれた。それを(遠方から来た)ぼく一人のために早めに湯を溜め、入れるようにしてくれたのだ。何ともありがたいことではないか。

 さっそく大浴場と露天風呂に入る。露天風呂は大岩を配した岩風呂で、湯につかりながら見事な庭園を眺めた。

 9時30分、元湯温泉「雁俣荘」を出発。

 第1湯目は城南温泉「城南温泉センター」の湯。大浴場には熱めの湯と温めの湯の2つの湯船。露天風呂には岩風呂と総檜造りの檜風呂がある。打たせ湯もある。

 第2湯目は不知火温泉「不知火温泉センター」の湯。大浴場と露天風呂。かなり塩分の濃い湯。湯から上がると、体には若干、塩分が残ってべとついた。それがまた温泉を感じさせてくれてよかった。

 城南温泉、不知火温泉の2湯に入り、JR三角線の終着三角駅前へ。ここが天草の入口。駅前でスズキBandit1250Sの記念撮影をし、天草五橋を渡っていく。

 第3湯目は大矢野島にある上天草温泉の日帰り湯「スパ・タラソ天草」の湯。ここは島原湾側の高台上にある地中海風の温泉施設。大浴場と露天風呂からは天草の海を見下ろす。湯につかりながら眺める海というのはすごくいい。海の見える温泉だ。

 第4湯目は松島温泉。天草五橋の第5号橋をはさんで両側に温泉宿がある。以前に泊まったことのある国民宿舎「松島荘」に行くと閉鎖されていた。そこで国道沿いの温泉旅館「松風閣」の湯に入った。大浴場と露天風呂からは狭い水道をはさんで対岸の上島を見る。

 天草の上島に入る。

 上島では栖本温泉、本渡温泉の2湯の温泉へ。

 第5湯目は栖本温泉「河童ロマン館」の湯。入口にはツバメの巣。親鳥が飛んでくる。5羽のヒナはそれぞれに大きく口を開けている。ここは大浴場と露天風呂。館内には鳥のさえずりが流れている。ふつうは演歌なのだけど。湯から上がると昼食。「チャンポン」を食べた。次の本渡温泉の「温泉センター」はポンプの故障で臨時休業だった。

 天草の上島から下島に渡る。

 下島では河浦温泉、下田温泉、苓北温泉の3湯に入った。

 第6湯目は河浦温泉「愛夢里」の湯。大浴場と庭園露天風呂に入る。

 第7湯目は下田温泉「白鷺館」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。熱めの湯と温めの湯の2つの湯船。ともに飲湯可。温泉を飲むと、すごく体に効くような気がするものだ。

 第8湯目は苓北温泉「麟泉の湯」。ここは大浴場の内風呂のみ。浴室からは田植えの終わった青々とした水田を見る。その向こうには富岡の町並み。対岸の長崎半島が霞んで見えた。

 下島から上島に戻った。

 第9湯目は有明温泉の日帰り湯「さざ波の湯」。道の駅「有明」にある温泉施設だ。レストランでのオーダーストップが間近に迫っていたので、温泉に入る前に夕食にする。「さざ波海鮮丼」を食べる。鮮度満点の海鮮の具だったが、その中でもとくにタコがうまかった。夕食を食べ終えたところで湯に入る。大浴場と露天風呂。ともに無色透明の湯。

 有明温泉の湯から上がると「宿探し」だ。いつものことだけど大変。宇土半島の赤瀬温泉や八代に近い日奈久温泉、さらには人吉周辺の温泉宿に電話したが「時すでに遅し…」。そこで思いついたのが今日の第4湯目で入った松島温泉の「松風閣」だ。さっそく電話すると宿泊OK。「すぐに行きますから」といって夜の国道324号をぶっ飛ばした。

 昼間に入った「松風閣」の内風呂と露天風呂に、今度は夜間に入る。残念ながらすでに入っている温泉なので第10湯目にはならなかったが、暗い海を見ながら湯につかっていると、「これでよかった…」と思えるのだった。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 元湯温泉「雁俣荘」
朝食 元湯温泉「雁俣荘」 ご飯、味噌汁、塩ジャケ、サラダ、明太子、ゆで卵、納豆、海苔、梅干し、漬物
9時30分 元湯温泉「雁俣荘」を出発
1501湯目 城南温泉「城南温泉センター」(600円)
1502湯目 不知火温泉「不知火温泉センター」(500円)
藍の湯温泉(入浴のみ不可)
1503湯目 上天草温泉「スパ・タラソ天草」(500円)
1504湯目 松島温泉「松風閣」(500円)
1505湯目 栖本温泉「河童ロマン館」(450円)
昼食 栖本温泉「河童ロマン館」の「チャンポン」
本渡温泉(機械の故障で臨時休業)
金乃入湯(天然温泉ではない)
牛深温泉(定休日)
1506湯目 河浦温泉「愛夢里」(500円)
1507湯目 下田温泉「白鷺館」(200円)
1508湯目 苓北温泉「麟泉の湯」(400円)
1509湯目 有明温泉「さざ波の湯」(500円)
夕食 有明温泉「さざ波の湯」の「さざ波海鮮丼」(980円)
21時20分 松島温泉「松風閣」(1泊朝食6450円)
本日の走行距離数 277キロ
本日の温泉入浴数 9湯

元湯温泉「雁俣荘」の朝食「雁俣荘」の大浴場「雁俣荘」の露天風呂

元湯温泉「雁俣荘」の朝食 「雁俣荘」の大浴場 「雁俣荘」の露天風呂

「雁俣荘」を出発不知火温泉「不知火温泉センター」三角駅前

「雁俣荘」を出発 不知火温泉「不知火温泉センター」 三角駅前

上天草温泉「スパ・タラソ天草」「スパ・タラソ天草」の大浴場松島温泉「ホテル天松」。ここは入れなかった

上天草温泉「スパ・タラソ天草」 「スパ・タラソ天草」の大浴場 松島温泉「ホテル天松」。ここは入れなかった

松島温泉「松風荘」の湯天草の潮風に吹かれながら走る栖本温泉「河童ロマン館」

松島温泉「松風荘」の湯 天草の潮風に吹かれながら走る 栖本温泉「河童ロマン館」

栖本温泉「河童ロマン館」の「チャンポン」河浦温泉「愛夢里」河浦温泉「愛夢里」の露天風呂

栖本温泉「河童ロマン館」の「チャンポン」 河浦温泉「愛夢里」 河浦温泉「愛夢里」の露天風呂

下田温泉「白鷺館」苓北温泉「麟泉の湯」富岡を出発

下田温泉「白鷺館」 苓北温泉「麟泉の湯」 富岡を出発

有明温泉「さざ波の湯」「さざ波の湯」で夕食。「さざ波海鮮丼」を食べる

有明温泉「さざ波の湯」 「さざ波の湯」で夕食。「さざ波海鮮丼」を食べる  

Comments

Comments are closed.

Scroll Up