カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[116日目]

投稿日:2018年6月21日

ツバメの季節がやってきた

四国編 17日目(2007年3月26日)

 たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」の朝湯に入る。昨夜は宿泊者用の湯に入ったので、今朝は大浴場の湯に入る。こちらは日帰り湯。朝の5時からやっているので、すでに多くの人たちが来ていた。朝湯から上がると朝食。レストランでのバイキング。まずは朝粥を1杯サラサラッとすすり、大盛りの野菜サラダをパリパリッと食べ、肉ジャガをたいらげ、それから大皿に盛った8種の料理と味噌汁でご飯を食べた。

 9時、たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」を出発し、松山周辺の温泉めぐりを開始する。

 第1湯目は国道11号で行く川内温泉。「東温市ふるさと交流館」にある日帰り湯「さくらの湯」に入った。大浴場と露天風呂。無色透明の湯にはぬめりがある。

 第2湯目は東温市役所近くの見奈良温泉。ショッピングセンターの一角にある「利楽」の湯に入る。大浴場の木枠の湯船と大露天風呂の青石の岩風呂は趣がある。

 第3湯目は南道後温泉の日帰り湯「ていれぎの湯」。大浴場と露天風呂。大浴場には何種もの湯船。大露天風呂には有馬温泉風に「金泉」、「銀泉」がある。「金泉」は赤湯で温め、「銀泉」は無色透明の湯で熱め。そのほかに樽湯と歩行浴の浴槽がある。

 第4湯目は国道33号で行くとべ温泉。高台にある日帰り湯「湯砥里館」の湯に入る。ここは内風呂のみ。浴室からは砥部焼で知られる焼物の里、砥部の町並みを見下ろせる。これらの4湯に入り、昼過ぎにたかの子温泉に戻り、午前の部、終了。

 12時30分、たかの子温泉を出発。午後の部では松山市内の温泉をめぐる。

 第5湯目は媛彦温泉の日帰り湯「媛彦温泉」。ここには食事とのセット料金で入った。大浴場と露天風呂。浴室中央の円形の湯船は絵になる。湯から上がると、洒落た雰囲気のレストランで昼食。「日替わり定食」を食べた。今日のメニューは「カツ丼」。ふわっと上からのせた感じの卵とじ。丼飯はボリューム満点でよく汁がしみこんでいる。980円のセット料金は安かった!

 第6湯目は東道後温泉の日帰り湯「久米之癒」。大浴場と露天風呂はともに石造りの湯船。この湯船の石の感触がいい。

 第7湯目は星乃岡温泉。日帰り湯「星乃岡温泉大浴場」の湯に入る。大浴場の岩風呂には勢いよく湯が流れ込んでいる。豪快。湯から上がると、ツバメが飛んでいるのを見る。今年、初めて見るツバメだ。我が家にもツバメの巣が2つあって、毎年やってくる。ヒナがかえり、巣立っていくまでの毎日は気が気でない。カラスやネコにやられるからだ。巣立つ直前に5羽全部がカラスにやられたときは、あまりのショックに飯ものどを通らなかったほど。今年もまたツバメの季節がやってきた。

 第8湯目は松山駅前温泉の日帰り湯「キスケの湯」。

 第9湯目は古川温泉の日帰り湯「湯楽」。

 第10湯目は道後さや温泉の日帰り湯「ゆらら」。

 これらの3湯はすべて深さ1000メートル以上の大深度温泉。このあたりを中央構造線が通っているが、大断層線の温泉ということになる。徳島の吉野川河口から松山まで、地図上で温泉をつないでいくと、中央構造線ときれいに一致するのがよくわかる。

 第11湯目は道後温泉。「道後」といえば四国の温泉の代名詞のようなもので、四国最大の温泉地。日本でも最古の歴史を誇る温泉で、有馬温泉(兵庫)、白浜温泉(和歌山)とともに「日本三古湯」のひとつに数えられ、「日本書紀」にも登場する。

 ここでは温泉街の中心にある「道後温泉本館」の湯に入った。「東浴室」と「西浴室」の2つに分けられているが、その両方に入った。「道後温泉本館」はいつものように大にぎわい。浴衣姿の人も多い。外国人観光客の姿も見受けられた。

 第12湯目は奥道後温泉。日帰り湯の「ジャングル温泉」に入る。ドーム内のジャングルには何種もの湯船。ここには中国からの観光客が大挙して押しかけ、温泉内には中国語が飛び交っていた。

 松山の中心街に戻ると、第13湯目、久万の台温泉の日帰り湯「久万の台温泉」に入る。大浴場と露天風呂。大浴場の岩風呂がいい味を出している。ここも深さ1000メートル以上の大深度温泉だ。

 松山から今治へ。夜の国道196号を行く。

 第14湯目は四国の名湯、権現温泉。日帰り湯「権現温泉」の湯に入る。さすが名湯。いい湯だ。気分よく大浴場のにごり湯につかった。

 第15湯目は北条温泉。漁港近くの日帰り湯「シーパMAKOTO」の湯に入る。大浴場の湯は塩辛い。露天風呂の湯は無味。湯につかりながら暗い海を眺めた。湯から上がると「ラーメンライス」を食べた。

 今晩の宿は今治郊外の清正乃湯温泉。場所がわからず、夜道をさんざん探しまわり、一軒宿の「清正乃湯」に到着したのは23時30分。第16湯目の「宿湯」に入る。木の湯船の内風呂と竹林の中の露天風呂。風情のある温泉だ。湯につかりながら伊豆半島にひきつづいての「1日16湯達成」を喜んだ。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」
朝食 たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」 バイキング
9時 たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」を出発
1066湯目 川内温泉「さくらの湯」(400円)
1067湯目 見奈良温泉「利楽」(850円)
1068湯目 南道後温泉「ていれぎの湯」(500円)
1069湯目 とべ温泉「湯砥里館」(350円)
1070湯目 愛彦温泉「愛彦温泉」(980円)※食事とのセット料金
昼食 愛彦温泉「愛彦温泉」 「日替わり定食」
1071湯目 東道後温泉「久米之癒」(450円)
1072湯目 星乃岡温泉「星乃岡温泉大浴場」(550円)
1073湯目 松山駅前温泉「キスケの湯」(550円)
1074湯目 古川温泉「湯楽」(450円)
1075湯目 道後さや温泉「ゆらら」(550円)
1076湯目 道後温泉「道後温泉本館」(400円)
1077湯目 奥道後温泉「ジャングル温泉」(500円)
1078湯目 久万の台温泉「久万の台温泉」(400円)
「ゆとりあ温泉」 天然温泉ではないのでパス
1079湯目 権現温泉「権現温泉」(500円)
1080湯目 北条温泉「シーパMAKOTO」(500円)
夕食 北条温泉「シーパMAKOTO」 「ラーメンライス」(600円)
23時30分 清正乃湯温泉「清正乃湯」(素泊まり6000円)
1081湯目 清正乃湯温泉「清正乃湯」
本日の走行距離数 175キロ
本日の温泉入浴数 16湯

たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」の朝食「たかの子温泉ホテル」を出発川内温泉「さくらの湯」

たかの子温泉「たかの子温泉ホテル」の朝食 「たかの子温泉ホテル」を出発 川内温泉「さくらの湯」

菜の花畑を見ながら走る見奈良温泉「利楽」「利楽」の露天風呂

菜の花畑を見ながら走る 見奈良温泉「利楽」 「利楽」の露天風呂

「利楽」の露天風呂に入る南道後温泉「ていれぎの湯」とべ温泉「湯砥里館」

「利楽」の露天風呂に入る 南道後温泉「ていれぎの湯」 とべ温泉「湯砥里館」

「湯砥里館」から見る砥部の町並み愛彦温泉「愛彦温泉」「愛彦温泉」の露天風呂

「湯砥里館」から見る砥部の町並み 愛彦温泉「愛彦温泉」 「愛彦温泉」の露天風呂

「愛彦温泉」の露天風呂に入る「愛彦温泉」の「カツ丼」東道後温泉「久米之癒」

「愛彦温泉」の露天風呂に入る 「愛彦温泉」の「カツ丼」 東道後温泉「久米之癒」

星乃岡温泉「星乃岡温泉大浴場」松山駅前温泉「キスケの湯」古川温泉「湯楽」

星乃岡温泉「星乃岡温泉大浴場」 松山駅前温泉「キスケの湯」 古川温泉「湯楽」

道後さや温泉「ゆらら」道後温泉「道後温泉本館」奥道後温泉「ジャングル温泉」

道後さや温泉「ゆらら」 道後温泉「道後温泉本館」 奥道後温泉「ジャングル温泉」

久万の台温泉「久万の台温泉」北条温泉「シーパMAKOTO」「シーパMAKOTO」の「ラーメンライス」

久万の台温泉「久万の台温泉」 北条温泉「シーパMAKOTO」 「シーパMAKOTO」の「ラーメンライス」

清正乃湯温泉「清正乃湯」

清正乃湯温泉「清正乃湯」    

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    日時:2018年9月8日
         15:00受付開始
       9日 復興ツーリング

    会場:天神岬スポーツ公園
       キャンプ場
       福島県楢葉町

    参加費:1,000円(テント泊)
        500円(日帰り)
        小学生以下は無料

    事前登録:登録フォーム

    問合せ:焚き火night事務局
       (担当:渡辺哲)
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    akirawatanabe.790
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