カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

温泉めぐり日本一周[106日目]

投稿日:2018年5月25日

紀州から泉州へ

四国編 7日目(2007年3月16日)

「ビジネスイン南海」の朝食、ご飯、味噌汁、焼き魚、目玉焼き、青菜のおひたし、煮物、のり、漬物といった朝食を食べると、9時に出発。

 外に出ると、何度か一緒にキャンプをしたことがある「ばるたんさん」がぼくを待ち構えてくれていた。「ばるたんさん」は車の販売や修理をしているが、お客さんの出張パンク修理をすっぽかして来てくれたのだ。さぞかしお客さんは首を長くして待っていることだろう。そんな「ばるたんさん」と一緒に和歌山市内の温泉をめぐった。

 第1湯目は西浜御殿の湯温泉の日帰り湯「ユ〜バス」。大浴場と露天風呂。青空のもとで入る露天風呂は気持ちよかった。湯につかりながら「ツーリング談義」に花を咲かせる。根からの旅人の「ばるたんさん」は「だんだん旅モードに入ってきましたよ」といって喜んでくれる。

 第2湯目は前夜、泊まれなかった花山温泉。ここで「ばるたんさん」と別れたが、短い間に和歌山の温泉情報をいろいろと聞いた。このあとの和泉山脈の峠越えルートでの温泉めぐりも「ばるたん情報」のおかげだ。

 さて日帰り湯&温泉宿の花山温泉「花山温泉」だが、湯は濃いミカン色をしている。大浴場と露天風呂の湯船は温泉の成分が層をなしてこびりつき、鍾乳石のようになっている。いかにも温泉といった風情。体の芯からあたたまる温泉だ。湯から上がると、「ばるたんさん」からの差し入れの「パワフル3000」と「男の底力」を飲んだ。

 花山温泉からは国道24号を行く。紀州の「母なる流れ」、紀ノ川を渡り、和泉との国境の和泉山脈を眺めながらスズキの400ccスクーター、SKYWAVE400を快調に走らせる。

 国道24号を離れ、県道62号で和泉山脈を越える。志野峠のトンネルを抜け、峠道を下ったところが第3湯目の神通温泉。県道沿いの日帰り湯「神通温泉」に入る。内風呂のみ。やわらかな湯の感触。湯から上がると昼食の「とんかつ定食」を食べた。

 神通温泉から下ったところが和歌山と大阪の府県境。ここでは和泉山脈の志野峠が境ではないのだ。

 和歌山・大阪の府県境からさらに下ったところが第4湯目の犬鳴山温泉。和泉山脈の犬鳴山麓の温泉だ。大阪府内では一番の温泉地。といっても、大阪にはほかにこれといった温泉地はないが…。府道62号沿いの最初の温泉宿「紀泉閣」の湯に入る。この「紀泉閣」の宿名がいいではないか。いかにも紀州と泉州の国境を感じさせてくれるし、旅心をいたく刺激してくれる。明るく広い大浴場。その中央には12角形の木の湯船。露天風呂もある。湯から上がると、犬鳴山温泉からはさらに府道62号を下り、大阪大環状の国道170号に出た。

 大阪平野の温泉をめぐる前に、国道170号を使って和泉山脈の主峰、和泉葛城山麓の2湯をめぐる。

 第5湯目はかいづか温泉の日帰り湯「ほのぼの湯」。小学校の廃校跡を利用した複合施設「ほの字の里」の中にある。大浴場と露天風呂。若干の色つき湯。

 第6湯目は牛滝温泉「せせらぎ荘」の湯。大浴場と露天風呂。ほぼ無色透明の湯にはトロッとしたぬめりがあり、かなり濃い温泉成分の味がする。

 これら和泉山脈の山中にある2湯に入ると国道170号に戻った。

 ここからは大阪平野の温泉めぐりだ。

 第7湯目は府道40号沿いの清龍温泉の日帰り湯「青児の湯」。大浴場と露天風呂。露天風呂が天然温泉で、草色がかった湯の色をしている。

 第8湯目は府道29号沿いの虹の湯温泉の日帰り湯「虹の湯」。ここは大規模なショッピングセンターの一角にある。大浴場と露天風呂。露天風呂には岩風呂と檜風呂、それと寝湯、壷湯がある。その先の府道29号沿いには千亀利の湯温泉「スパ・リゾート リバティー」があるが、入浴料が1800円なのでパスした。

 第9湯目のだんぢり温泉は道に迷い、岸和田の町中をさんざん走りまわり、やっとの思いで日帰り湯「だんぢりの湯」にたどり着いた。ここでは入浴料370円の「レギュラー」に入った。レギュラーというのは大浴場のみ。その先の湯には別料金の「ロイヤル」のキーがないとはいれない。湯気もうもうのレギュラー湯から上がると、「スペシャル定食」の夕食。なにがスペシャルなのか興味津々だったが、出てきたのは刺身&天ぷらの定食。きっと「刺身定食」と「天ぷら定食」を合わせての「スペシャル定食」ということなのだろう。それがわかって胸のつかえがとれた。

 第10湯目はJR阪和線信太山駅前の弥生の里温泉の日帰り湯「弥生の里温泉」。大浴場と露天風呂。内風呂の木の湯船には気持ちよくつかった。

 信州では「縄文温泉」に入った。大阪では「弥生温泉」に入った。このあとどこで「古墳温泉」に入れるのだろうか、などと考えた。

 第11湯目は堺利休の湯温泉の日帰り湯「ユ〜バス」。ここでは入浴料が700円の「ロイヤル」に入った。一般用の大浴場の奥には、キーを差し込んで入るいくつかの湯船がある。最後はトキワ温泉。温泉銭湯の「トキワ温泉」をさんざん探しまわったが、なかなか見つけられない。そのすぐ近くまで行って、やっと「廃業湯」だということがわかった…。

 どうしても温泉宿に泊まろうと、22時の宿探し。しぶとくねばったかいがあって、「スーパーホテルCITY大阪」に宿がとれた。ここはなにわ温泉。大阪の中心街に乗り込んでいく。土佐堀の「スーパーホテルCITY大阪」に到着したのは23時。すぐさま第12湯目、地下1階の「宿湯」に入った。茶色い湯。この時間でも、大浴場はワサワサと混んでいた。

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝食 「ビジネスイン南海」 ご飯、味噌汁、焼き魚、目玉焼き、青菜のおひたし、煮物、のり、漬物
9時 「ビジネスイン南海」を出発
「ばるたんさん」との出会い
967湯目 西浜御殿の湯温泉「ユ〜パス」(780円)
968湯目 花山温泉「花山温泉」(1000円)
「ばるたんさん」との別れ
「幸乃湯」 人工温泉なのでパス
志野峠 峠越え
969湯目 神通温泉「神通温泉」(1000円)※食事とのセット券
昼食 神通温泉「神通温泉」 「トンカツ定食」
大阪府に入る
970湯目 犬鳴山温泉「紀泉閣」(1000円)
971湯目 かいづか温泉「ほの字の里 ほのぼの湯」(600円)
972湯目 牛滝温泉「いよさかの郷」(750円)
973湯目 清龍温泉「清児の湯」(600円)
974湯目 虹の湯温泉「虹の湯」(600円)
千亀利温泉 入浴料が1890円なのでパス
975湯目 だんぢり温泉「だんぢり湯」(370円)
夕食 だんぢり温泉「だんぢり湯」 「スペシャル定食」
976湯目 弥生の里温泉「弥生の里温泉」(600円)
977湯目 堺利休の湯温泉「ユ〜パス」(700円)
トキワ温泉 廃業湯
23時 なにわ温泉「スパーホテルcity大阪」(1泊朝食6280円)
978湯目 なにわ温泉「スパーホテルcity大阪」
本日の走行距離数 151キロ
本日の温泉入浴数 12湯

「ビジネスイン南海」の朝食「ばるたんさん」との出会い「ばるたんさん」からの差し入れ

「ビジネスイン南海」の朝食 「ばるたんさん」との出会い 「ばるたんさん」からの差し入れ

西浜御殿の湯温泉「ユ〜パス」花山温泉「花山温泉」「花山温泉」の湯

西浜御殿の湯温泉「ユ〜パス」 花山温泉「花山温泉」 「花山温泉」の湯

「花山温泉」の湯船「花山温泉」の湯につかる神通温泉「神通温泉」

「花山温泉」の湯船 「花山温泉」の湯につかる 神通温泉「神通温泉」

「神通温泉」の湯「神通温泉」の「トンカツ定食」犬鳴山温泉「紀泉閣」

「神通温泉」の湯 「神通温泉」の「トンカツ定食」 犬鳴山温泉「紀泉閣」

「紀泉閣」の湯かいづか温泉「ほの字の里 ほのぼの湯」牛滝温泉「いよさかの郷」

「紀泉閣」の湯 かいづか温泉「ほの字の里 ほのぼの湯」 牛滝温泉「いよさかの郷」

「いよさかの郷」の湯清龍温泉「清児の湯」虹の湯温泉「虹の湯」

「いよさかの郷」の湯 清龍温泉「清児の湯」 虹の湯温泉「虹の湯」

だんぢり温泉「だんぢり湯」「だんぢり湯」の「スペシャル定食」弥生の里温泉「弥生の里温泉」

だんぢり温泉「だんぢり湯」 「だんぢり湯」の「スペシャル定食」 弥生の里温泉「弥生の里温泉」

今晩の宿、なにわ温泉「スパーホテルcity大阪」に到着

今晩の宿、なにわ温泉「スパーホテルcity大阪」に到着    

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