カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

V-Strom1000で行く台湾[13]

投稿日:2015年9月7日

東海岸の中心「花蓮」に到着

2015年8月5日(2日目)

 断崖が海に落ちる台湾・東海岸の探訪を終えると、国道9号に戻り花蓮へ。

 そそり立つ岩山の下にある「セブンイレブン」で小休止。日本でいえば道の駅くらいの広さがある「セブンイレブン」だ。きれいな店内でアイスクリームを食べた。そのあとは広い駐車場に14台のV−ストロームをズラリと並べて記念撮影。全員での記念撮影を終えると、今回、唯一のタンデムでの参加となった傳傳偉さん、黄月美さん夫妻の写真を撮らせてもらった。夫婦別姓の台湾だが、傳傳偉さんが夫、黄月美さんが妻になる。黄月美さんは今回はリアに乗ったが、彼女はV−ストローム1000を上手に乗りこなす。夫婦でバイクを楽しむ傳傳偉さんと黄月美さんには心からの拍手を送りたくなる。

 花蓮に近づいた。

 花蓮は台湾中央山脈を越える台湾横断の「東西横断公路」の起点になているが、花蓮の町から北に30キロほどの地点で、国道9号と分岐している。東西横断公路は太櫓閣の大峡谷を走り抜け、台湾中央山脈の峠を越えて東海岸の台中へと通じている。その分岐点を過ぎると空軍基地の前を通ったが、轟音をとどろかせてジェット戦闘機が頭上を飛んでいった。沖縄の国道58号で嘉手納基地の前を走るのと同じようなシーン。花蓮にはF16戦闘機が配備され、台湾のもうひとつの空軍基地、新竹にはミラージュ戦闘機が配備されているという。

 夕日が空を赤く染める頃、台湾東海岸の中心都市の花蓮に着いた。とはいっても西海岸の大都市群とは違って、広々とした田園都市といった印象。台湾第一の景勝地、太櫓閣峡谷から切り出される大理石の集積地として知られ、「大理石の町」ともいわれる。花蓮は高雄、基隆と並ぶ「台湾三大港」のひとつにもなっている。

IMG_8668

▲「セブンイレブン」で小休止

IMG_8669

▲「セブンイレブン」の店内

IMG_8670

▲「セブンイレブン」の全景

01

▲ズラリと並んだ14台のV−ストローム

02

▲大好評の特製横断幕を掲げての記念撮影

IMG_8675

▲傳傳偉さん、黄月美さん夫妻

IMG_8676

▲夕暮れの花蓮の町に入っていく

Comments

Comments are closed.

  • おすすめの一冊


    松尾清晴
    ワルキューレ1500cc
    オートバイ地球ひとり旅
    アフリカ編

    鳥影社
    344ページ 1,600円+税

    19年間で140ヵ国、39万㎞を走った松尾さんの地球ひとり旅。その第1弾目として「アフリカ編」が出た。松尾さんのパワーには圧倒されるが、旅への情熱がけた外れに大きい。JRを早期退職して56歳で世界に旅立った松尾さん。「アフリカ編」のあとは、
    「ヨーロッパ編」
    「アメリカ大陸編」
    「シベリア横断・中央アジア編」
    「アジア・オセアニア編」
    「朝鮮半島編」
    「東南アジア編」と出版予定。

    (賀曽利隆)

    御年77歳の海外ツーリングライダー、松尾さんの初めての著書。英語もほとんど話せず、ガイドブックも持たず、地図は高校の授業で使う世界地図帳だけ。まさに行き当たりばったりの旅ながら、何とかなってしまうのだから凄い。私もインド・バラナシでお会いしましたが、ホントに日本語とジェスチャーだけでも通じていました。海外ツーリングを夢見る、すべてのライダーに勇気を与えてくれる本です。

    (荒木優子)

  • 新刊紹介


    モトチャンプ 2021年1月号
    1月6日発売

    クレージージャニー
    第5回


    タンデムスタイル No.225
    12月23日発売

    賀曽利隆の分割日本一周
    関東編


    アンダー400 No.86
    1月6日発売

    賀曽利隆の日帰り林道ガイド
    西伊豆編

  • メルマガ「カソリング」

    賀曽利隆の「東アジア走破行」配信中
    メルマガ購読・解除
     
  • ツーリングマップル

    カソリのメッセージ
    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」

    北海道東北関東 甲信越

    中部 北陸関西

    中国・四国九州 沖縄

    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」

    北海道東北関東 甲信越

    中部 北陸関西

    中国・四国九州 沖縄

  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税

  • 関連サイト

  • サポーターサイト

Scroll Up