カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

アドレス日本巡礼[289]

投稿日:2015年6月14日

信長、天下統一の拠点

西国三十三ヵ所めぐり 2009年5月26日

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JR東海道本線の安土駅

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安土駅前の織田信長像

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琵琶湖につながっている西の湖

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安土山を登っていく

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摠見寺の仁王門

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摠見寺の三重塔

 近江八幡の水郷めぐりを終えたところで、名残惜しい近江八幡の町をあとにする。

 JR東海道本線の近江八幡駅前を出発し、安土城址の安土へ。JRの安土駅前でアドレスを止めたが、近江八幡から安土は近い。東海道本線でいうと、近江八幡駅の次が安土駅になる。駅前には織田信長の像が建っている。

 琵琶湖とは水路でつながっている西の湖を見たあと、安土城址へ。500円の入場料を払い、琵琶湖東岸の三角形をした安土山(198m)を登っていく。城内には摠見寺。山門と三重塔がある。大手道の405段の石段を息を切らして登り切った山頂に天主台跡。そこからは広々とした湖東の平野と琵琶湖を一望する。

 織田信長は天下統一の拠点として安土山の山頂に安土城を築いた。今でも石垣などの一部が残っているが、安土城は5層7重、高さ46メートルの壮大なつくりの城だった。当時の常識をはるかに超えたもので、世界初、世界最大の木造高層建築だった。

 ぼくは歴史の「もし」が大好きだ。

 もし、織田信長が京都の本能寺で明智光秀に討たれなかったら、間違いなく信長の天下は長く続いた。安土は日本の中心として空前の繁栄を謳歌し、日本の道は安土を中心にして四方八方に延びていったことだろう。

 世界にも目を向けていた信長だったので、世界中の人たちが安土にやってきた。安土はきっと華やかな国際都市になっていた。その後の徳川の鎖国もなく、日本は世界を相手にする海洋国家としておおいに栄えたに違いない。

「あー、なんともおしいことをした…」
 と、安土山の山頂で嘆くカソリ。今はすべてが夢の跡…。

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摠見寺の本堂跡 石段の右側には安土城の石垣が残っている 安土山山頂の安土城の天主台跡

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