カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

アドレス日本一周 west[23]

投稿日:2012年12月13日

漁師料理の手こねずし

三重←愛知←静岡←神奈川←東京

 大王崎から国道260号で奥志摩の前島(さきしま)半島に入っていく。
 前島半島は太平洋と英虞湾の間にはさまれた小半島で、東西に細長く延びている。その英虞湾側にカツオ漁の盛んな和具漁港がある。
 和具漁港近くの食事処「奥しま」で昼食。カツオ料理の「手こねずし」を食べる。
「手こねずし」は今では志摩の郷土料理になっているが、元々は和具に伝わる漁師料理。カツオ漁に出たとき、船上でつくって食べたもの。ぶつ切りにしたカツオを手でこねて飯に混ぜて食べたので「手こね」なのだという。その「手こね」がすし飯を使った「手こねずし」になった。
「手こねずし」は曲げわっぱに盛られている。すし飯に混ざったカツオの切り身は、マグロの赤身のような色をしている。それに紅ショウガと青ジソを散らしているので、見た目にもきれいだ。
 和具からさらに国道160号を行き、前島半島突端の御座へ。ここで道は行止りになる。道の尽きたところが御座岬。断崖の下には石仏がまつられている。
 以前は御座から英虞湾口をまたいだ対岸の浜島にフェリーが出ていた。30年前のスズキ・ハスラーTS50を走らせての「30代編日本一周」のときは、そのフェリーに乗って浜島に渡った。人が150円、50ccバイクが400円と、バイク料金の高いフェリーだった。
 今は行止りになってしまった御座なので、対岸まで行くのは大変だ。
 国道260号でいったん志摩市の中心、鵜方まで戻り、そこから英虞湾北側の県道17号を走り、浜島まで行った。

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和具の「奥しま」で昼食
志摩の郷土料理「手こねずし」を食べる


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御座漁港
御座岬への入口


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御座岬
御座岬の石仏


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