カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

アドレス日本一周 west[13]

投稿日:2012年12月3日

岬が黄金色に輝く

静岡←神奈川←東京

 西伊豆・松崎の夜明け。松崎温泉「伊豆まつざき荘」の部屋の窓から夜明けの町並みと海を見下ろし、最上階の6階にある展望風呂の朝湯に入った。大浴場の温めの湯と熱めの湯に入り、そして露天風呂に入る。西伊豆の海を見下ろしながら入る朝湯は最高だ。
 朝湯から上がると、バイキング形式の朝食。魚大好きのカソリ、真っ先に焼き魚を食べる。地元産のさっぱり味のさつま揚げが美味。朝食の最後は海を見ながらのモーニーングコーヒー。優雅なひと時だ。
「伊豆まつざき荘」を出発。国道136号を北へ。
 西伊豆町に入ると、西伊豆の名勝の堂ヶ島海岸を眺め、田子漁港、安良里漁港に立ち寄り、黄金崎に立った。
 プロピライトの岩肌が朝日を浴びている。
 黄金崎といえば朝日よりも夕日。夕日を浴びた黄金崎はそれはすばらしい。その名前通りに、岬は黄金色に光り輝く。
 黄金崎のプロピライトの岩肌は次のように案内板に書かれている。

黄金崎附近の岩相はプロピライト(変朽安山岩)と呼ばれ、火山活動が盛んであった今から3500万年前の新生代第三紀の頃に、火山活動によって安山岩の割れ目から熱水が浸入して生成されたもので、それが長い間の風化により緑色・淡青色・黄色・黄褐色と変化し、今日に至っている

 黄金崎には三島由紀夫の文学碑も建っている。『獣の戯れ』の一節が書かれているが、それが見事に黄金崎を描き出している。

船首の左に、黄金崎の代緒いろの裸かの断崖が見えはじめた。沖天の日光が断崖の真上からなだれ落ち、こまかい起伏は、光にことごとくまぶされて、平滑な一枚の黄金の板のように見える。断崖の下の海は殊に碧い。異様な鋭い形の岩が牙をすり合わせてそそり立ち、そのぐるりにふくらんで迫り上がった水が岩の角々から白い千筋の糸になって流れ落ちた

松崎の夜明け
夜明けの松崎の海


「伊豆まつざき荘」の朝湯に入る
「伊豆まつざき荘」の朝食を食べる


「伊豆まつざき荘」を出発!
西伊豆の名勝、堂ヶ島の眺め


田子漁港
朝日を浴びた黄金崎


黄金崎の案内板
黄金崎の三島由紀夫文学碑


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