カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

環日本海ツーリング[135]番外編

投稿日:2012年7月29日

韓国往復縦断2005(4)

国道7号で東海岸を行く

 浦項では「ラマダ・アンコールホテル」に泊まったが、翌朝は6階の部屋からすばらしい日の出を見た。浦項は製鉄の町。世界でも最大級の製鉄所(POSCO)の高炉を赤々と染めて朝日が昇る。
 ホテル近くの食堂で朝食を食べ、8時出発。

浦項の夜明け
浦項の朝食


浦項の「ラマダ・アンコールホテル」を出発
浦項の中心街


 浦項から国道7号を北上。平海の町の手前で、釜山を出て初めて日本海を見た。
 我々は海岸にバイクを停め、「おー、日本海だ!」と、喜びの声を上げた。
 国道7号で東海岸を行く。
 山々が海まで迫る東海岸は、平野の広がる西海岸に比べると、国道の交通量が全然、違う。ガクンと少なくなり、通り過ぎていく町々の数も少なくなる。
 地図を広げてみればすぐにわかることだが、韓国の背骨となる太白山脈の山々は、東海岸のすぐ近くを南北に連なっている。半島の脊梁山脈があまりにも東海岸にかたよりすぎているのだ。その太白山脈に北から金剛山、雪岳山、王台山、太白山といった高峰群がそびえている。
 この太白山脈の東側は急傾斜で流れ出る川は距離も短く、平野をつくる間もなく、すぐに日本海に流れ出る。ところが西側はゆるやかな傾斜で、そこから流れ出る韓国の三大河川、漢江、錦江、洛東江は流域には幾つもの盆地をつくり、下流には穀倉地帯の平野をつくって黄海に流れ出る。
 国道7号の交通量が少なく、国道沿いに町や村が少ないのは、このような地形的な理由によるところがきわめて大きい。

日本海が見えてきた!
海岸にバイクを停めて日本海を見る


国道7号沿いのガソリンスタンド
国道7号の道標


 蔚珍を過ぎたところで慶尚北道から江原道に入る。
 国道沿いの食堂で昼食。ビビンバを食べた。日本と違うところは具の入った器とご飯の入った器が別々に出てくることで、自分でご飯を入れ、かきまぜて食べる。器も箸も匙もすべて金属。この金属製3点セットが韓国の食文化を象徴している。

国道7号沿いの食堂で昼食
ビビンバを食べる


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