カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

東北四端紀行[10]

投稿日:2017年2月9日

南端編 10 3本目「川俣檜枝岐林道」

2009年9月10日~10月9日

 奥会津の湯ノ花温泉から国道352号に出ると、スズキのDR−Z400Sを走らせて、尾瀬への玄関口にもなっている檜枝岐へ。

 檜枝岐に到着するとまずは、尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」(入浴料500円)に入った。ここにはもうひとつ「燧の湯」があるが、ぼくは「駒の湯」の方が好きなのだ。大浴場と露天風呂につかり、湯から上がると、すぐ近くの「檜枝岐村歴史民俗資料館」(入館料210円)を見学した。ここはオススメ。檜枝岐の狩猟や漁労の道具、農具、木工具、木地師の道具などが展示され、この地方の方言一覧や「檜枝岐歌舞伎」の展示もある。すべてがしっかりとした展示なので見ごたえ十分だ。

尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」「駒の湯」の大浴場「駒の湯」の露天風呂

尾瀬檜枝岐温泉の共同浴場「駒の湯」 「駒の湯」の大浴場 「駒の湯」の露天風呂

「檜枝岐村歴史民俗資料館」「檜枝岐村歴史民俗資料館」の狩猟用具「檜枝岐村歴史民俗資料館」の漁労用具

「檜枝岐村歴史民俗資料館」 「檜枝岐村歴史民俗資料館」の狩猟用具 「檜枝岐村歴史民俗資料館」の漁労用具

「檜枝岐村歴史民俗資料館」の農具と木工具「檜枝岐村歴史民俗資料館」の木地の展示「檜枝岐村歴史民俗資料館」の木地師の道具

「檜枝岐村歴史民俗資料館」の農具と木工具 「檜枝岐村歴史民俗資料館」の木地の展示 「檜枝岐村歴史民俗資料館」の木地師の道具

「檜枝岐村歴史民俗資料館」の曲輪の展示「檜枝岐村歴史民俗資料館」に展示されている「檜枝岐の方言」「檜枝岐村歴史民俗資料館」の「檜枝岐歌舞伎」の展示

「檜枝岐村歴史民俗資料館」の曲輪の展示 「檜枝岐村歴史民俗資料館」に展示されている「檜枝岐の方言」 「檜枝岐村歴史民俗資料館」の「檜枝岐歌舞伎」の展示

檜枝岐の案内板

檜枝岐の案内板

「ぶな坂の清水」

「ぶな坂の清水」

福島県と新潟県の境を流れる只見川

福島県と新潟県の境を流れる只見川

只見川にかかる県境の金泉橋

只見川にかかる県境の金泉橋

川俣檜枝岐林道を行く

川俣檜枝岐林道を行く

川俣檜枝岐林道の馬坂峠に到達

川俣檜枝岐林道の馬坂峠に到達

 檜枝岐からは国道352号で新潟県境まで行ってみる。

 檜枝岐川沿いに走り、清水が岩壁を流れ落ちる「ぶな坂の清水」前を通り、尾瀬探訪の拠点「村営御池ロッジ」前を通り、ゆるやかな名無し峠を越える。この名無しの峠が檜枝岐川と只見川を分けている。東北南端の豊かな自然を存分に味わいながら下っていくと、やがて只見川にかかる金泉橋に出る。福島県と新潟県の県境の橋。そのまま国道352号を行けば、枝折峠を越えて国道17号の小出に出る。

 金泉橋で折り返して檜枝岐に戻ると、帝釈山脈越えの第3本目の林道、川俣檜枝岐林道に入っていく。国道352号から3・7キロ地点でダートに突入。10・9キロのダートを走ると、帝釈山脈の福島・栃木県境の馬坂峠に到達。ここは帝釈山脈の主峰、帝釈山(2059m)の登山口で、帝釈山の山頂まではわずかに0・9キロでしかない。峠には登山者用の車の駐車スペースもある。

 馬坂峠を越えて栃木県側を下ったところでは、クマと遭遇した。いままで林道を横切るクマは何度か見たが、そのクマは林道を横切るのではなく、DRの前を懸命になって走っていく。いや〜、速い。やがてパーンとジャンプして森の中に消えた。それはクマのイメージからは想像もできないようなじつに俊敏な走り方だった。

 最後は川俣湖にかかる川俣大橋のたもとに出たが、川俣檜枝岐林道は37・7キロのロングダート。川俣湖大橋からは県道23号で鬼怒川沿いに走り、川治温泉からは来たときと逆のコースで、国道121号で日光宇都宮道路の今市ICまで行き、宇都宮ICから東北道で東京に戻るのだった。

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