カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

V-Strom1000で行く台湾[29]

投稿日:2015年10月11日

旅のゴール

2015年8月7日(4日目)

 埔里から台湾有数の観光地の日月潭へ。周囲35キロの日月潭はダム湖だが、台湾最大の湖になっている。広い駐車場にV−ストロームを止めると、大勢の観光客が押し寄せるビジターセンターへ。湖の対岸の高層ホテルは、中国人観光客専用に造られたものだという。台鈴の李さんにいわせると、日月潭は中国人観光客には大人気なのだという。日月潭は湖に浮かぶ「拉魯(ラル)島」を境に東側が「日」、西側が「月」の形に似ているのでその名がある。「ラル」は先住民サオ族の言葉で、「祖先の霊が眠る場所」の意味だという。日月潭とその周辺の山々はサオ族の生活の舞台で、梟(フクロウ)がサオ族にとって吉祥のシンボルになっている。このあたりは日本のアイヌ文化とすごく似ている。「銀の滴降る降るまわりに 金の滴降る降るまわりに」で始まる『アイヌ神謡集』(知里幸恵編訳)の「梟の神の自ら歌った謡」を連想させるが、アイヌにとって梟は神なのだ。

 日月潭が今回のみなさんとの旅のゴール。ビジターセンター内のレストランでアイスコーヒーを飲み、ミートパイを食べたところで、参加者のみなさん一人一人に「生涯旅人!」のカソリのサイン入りの参加証明書を手渡した。台鈴の李さんももらった。そのあと駐車場で全員の集合写真を撮った。

「これでみなさんとお別れか…」
 と思うと、寂しさが胸にこみ上げてくるのだった。

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▲埔里の交差点から日月潭へ

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▲日月潭への道標

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▲日月潭の駐車場に到着

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▲日月潭のビジターセンター

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▲日月潭には大勢の観光客がやってくる

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▲日月潭を眺める。対岸には高層ホテル

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▲日月潭で飲んだアイスコーヒー

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▲日月潭で食べたミートパイ

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▲みなさんに参加証明書を手渡す

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▲今回、唯一の女性参加者の黄月美さん

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▲日月潭の駐車場で全員の集合写真

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▲台鈴の李さんとこれが最後のカソリの「行くぞ!」ポーズ

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