カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

V-Strom1000で行く台湾[12]

投稿日:2015年9月5日

与那国島は見えますか

2015年8月5日(2日目)

日本に一番近い町、蘇奥を出発し、国道9号をさらに南下する。台湾中央山脈の山並みが海に迫り、断崖が連続する。山の中腹のワインディングルートをV−ストローム1000で走り抜けていく。わずかな平地が開けたところで国道9号を離れ、海岸へ。その一帯には養殖池がつづく。養殖池の尽きたあたりの海岸で我々はV−ストロームを止めた。そこではブルドーザーを改造した観光用のキャタピラー車に乗り換え、絶景の海岸線を行く。山並みがストンと海岸線に落ち込んでいる。大きな海食洞の前で止まり、そこで全員集合の記念撮影をした。

目の前の海の向こうには与那国島がある。100キロ以上も離れているので水平線上に島影はない。日本最西端の与那国島の西崎からは、年に何回か、台湾がよく見えるという。台湾中央山脈の山々が、横一列にズラズラッと並んでいるシーンはまるで大陸のようだと与那国の島の人はいっていた。その話を思い出し、キャタピラー車で案内してくれた人に、「ここから与那国島は見えますか」と聞いてみた。すると「まったく見えないよ。与那国は知っているけど、一度も見たことはない」とのことだった。終戦直後の頃は、台湾の蘇奥や花蓮と与那国島の間には、ずい分と人の交流があったという。

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▲国道9号のワインディングルートを行くカソリ号のV−ストローム1000

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▲これが観光用のキャタピラー車

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▲キャタピラー車に乗って海岸線を行く。カソリの隣は台鈴の李さん

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▲絶景シーンの海岸を行く

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▲大きな海食洞の前で止まった

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▲カソリ、万歳! 海の向こうには与那国島

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▲これが海食洞

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▲海食洞の前でカソリポーズで記念撮影

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