カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

環日本海ツーリング[157]

投稿日:2012年9月4日

潮の香がたまらない、福井から石川へ

 越前岬からさらに国道305号を行く。日本海を左手に見ながらスズキDR-Z400Sを走らせる。日本海の潮の香がたまらない。このあたりがバイクツーリングの良さ。五感をフルに発揮させてDRを走らせる。
 越前の大河、九頭竜川を渡り、三国の町に入っていく。
 三国の「ファミリーマート」で朝食のおにぎりを食べ、越前の名所、東尋坊へ。早朝の東尋坊はまだ店が開きはじめたばかりで観光客もまばら。駐車場から海岸まで歩き、海に落ち込む断崖を見下ろした。

三国のコンビニで朝食
越前の名所、東尋坊


 福井県最大の温泉地、芦原温泉からふたたび国道305号を行く。細長く延びる北潟に沿って走り、福井・石川県境の吉崎へ。
 ここにある「吉崎御坊跡」を歩く。
 吉崎御坊というのは浄土真宗の中興の祖、蓮如が文明3年(1471年)、この地に建てた北陸への浄土真宗布教の一大拠点。「お山」と呼ばれる山上に坊舎を立てた。本堂を中心にしていくつかの遺構が残され、それらは国指定の史跡になっている。蓮如の見上げるような大きな像も立っている。山上の吉崎御坊跡からは北潟の北端を見下ろす。その向こうには日本海が広がっている。
 吉崎御坊を拠点にしての蓮如の布教活動もあって、北陸はその後、日本でも有数の真宗地帯になった。吉崎御坊は今は本願寺の「吉崎別院」になっている。
 吉崎の町は福井・石川の両県にまたがっている。町中の県境を越えて福井県から石川県に入った。

吉崎の「吉崎御坊跡」
「吉崎御坊跡」に立つ蓮如像


吉崎御坊の本堂跡
蓮如の「腰かけ石」


「吉崎御坊跡」から見下ろす北潟


北潟の向こうには日本海が広がっている
国道305号の福井・石川県境


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