カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

環日本海ツーリング[61]

投稿日:2012年5月9日

きれいな夕日に迎えられてサハリンへ上陸

 ハートランドフェリーの「アインス宗谷」は宗谷海峡を北へ。日本最北端の宗谷岬が見えなくなると、今度は進行方向の左手にサハリン最南端のクリリオン岬が見えてくる。宗谷岬からクリリオン岬まではわずか43キロでしかない。
 それほど近い日本とサハリンなのだが、時差は1時間ではなく2時間もある。
 日本時間の12時になったところで昼食にする。サハリン時間ではもう14時だ。
 道祖神の菊地さんのはからいなのだろう、昼食は日本食の弁当だ。

「アインス宗谷」での昼食
日本とサハリンは2時間の時差


 食べ終わったところで、自販機の100円ビールを飲みながら甲板に立ち尽くし、サハリンの島影を眺めた。
「アインス宗谷」はアニワ湾に入り、日本時間の15時30分、コルサコフ港に到着。稚内からは5時間30分の航海。サハリン時間では17時30分になる(ここからはすべてサハリン時間にする)。
 コルサコフは日本時代の大泊。
 ここは不凍港で、戦前までは稚内港との間を稚泊航路の連絡船が行き来し、北海道と樺太を結ぶ大動脈になっていた。
 コルサコフ港に到着してもすぐには降りられない。これがロシア時間というものだ。時間だけがどんどん過ぎていく。コルサコフ港に夕日が落ちる頃になってやっと下船開始、我々は愛車ともどもコルサコフ港の埠頭に降り立った。さんざん待たされたあとだけに、サハリンに上陸できてうれしーい!

コルサコフが見えてくる
コルサコフ港に入っていく


「アインス宗谷」、まもなく接岸
コルサコフ港に到着!


コルサコフ港の埠頭
コルサコフの町並みを望む


コルサコフ港に落ちる夕日
サハリンに上陸!


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