カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

第141回 須郷岬

投稿日:2011年10月29日

2010年 林道日本一周・東北編

右手に日本海の大海原を見ながら走る

 小泊から日本海側を南下。十三湖では「津軽の母なる流れ」、岩木川の河口を見る。河口から北に延びる砂浜を歩き、断崖が海に落ちる権現崎を望む。そのあと湖畔の店「岩亮」で十三湖名物シジミがごっそりとのっている「しじみラーメン」を食べた。
 十三湖からは快走路の「メロンロード」を突っ走る。ビッグボーイは増泊林道での転倒などまったくなかったかのような、いつも通りの走り。車体にもほとんど傷は入っていない。
「さすがカソリ、たいしたものだ」
 と我ながら思う。
 国道101号に出ると鰺ヶ沢からは右手に日本海を見ながら走る。
 北金ヶ沢では日本一の大イチョウを見、日本海の名勝、千畳敷では広々とした岩場の上を歩いた。増泊林道の転倒で全身を打撲したのでかなりの痛みが残っているが、「我慢、我慢」で、足を引きずりながら歩いた。ここにはライオン岩や鷲岩などの奇岩もある。
 深浦の円覚寺を参拝したあと、日本海に面した不老ふ死温泉(入浴料600円)の湯に入る。まずは大浴場の湯に入り、つづいて露天風呂に入る。黄土を溶かしたような湯につかり日本海の水平線を眺めた。
 不老ふ死温泉の湯から上がると国道101号をさらに南下。JR五能線の陸奥岩崎駅でビッグボーイを停める。ちょうどうまい具合にやってきた深浦行きの2両編成の列車を見た。
 つづいて十二湖に寄り道をする。
 十三湖はひとつの湖だが、十二湖には全部で33もの湖がある。そのうちのいくつかを見て国道101号に戻った。
 抜けるように青い日本海を右手に見ながら走り、青森・秋田県境の須郷岬に到着。ここは白神山地が海に落ち込む地点。展望台からは青森県側の海岸線を一望する。
 須郷岬には「福寿草」という食事処があるが、そこで昼食。「いかずくし定食」を食べた。焼きイカがメインでイカ刺とイカの塩辛がついている。
 イカ三昧の昼食を食べ、青森県から秋田県に入っていった。

より大きな地図で 林道日本一周東北編 を表示
今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 97→96→93→92→87

小泊→十三湖→北金ヶ沢→深浦→須郷岬

岩木川の河口
日本海の砂浜から見る権現崎


十三湖の「しじみラーメン」
鰺ヶ沢漁港


日本一の大イチョウ
日本海の名勝、千畳敷


深浦の円覚寺
不老ふ死温泉の露天風呂


五能線の列車
十二湖の「八景の池」


須郷岬からの眺め
昼食の「いかずくし定食」



Comments

Comments are closed.

  • 新刊紹介(賀曽利隆連載中)

    風まかせ No.62
    5月6日発売


    連載

    「焚火日和」

  • 最近の投稿

  • アーカイブ

  • カテゴリー

  • ツーリングマップル

    東北四端紀行・奥の細道紀行に
    最適なナビゲーター

    2017年版発売

    ツーリング情報満載の地図
    「ツーリングマップル」
    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄


    リング式、文字の大きな
    「ツーリングマップルR」
    北海道東北関東 甲信越
    中部 北陸関西
    中国・四国九州 沖縄

    発売に寄せて賀曽利のコメント
  • メルマガ「カソリング」

    「賀曽利隆の六大陸周遊記」配信中
    メルマガ購読・解除
     
  • おすすめの一冊


    風をあつめて、ふたたび。
    文:中部博 写真:武田大祐
    平原社

    「すばらしい写真の数々に感動!
    真っ赤な夕日を背にしたカソリ(P228〜P229)も登場しています。
    ぜひともご覧ください」(賀曽利隆)

  • おすすめの一冊


    「日本と違った世界を実際に見ることは、お金では決して買えない、かけがえのない体験です。その後の人生、生き方にもきっと、大きな影響を与えてくれるはずです。ぜひとも、一人でも多くのみなさんが、海外へ飛び出してほしいと願っています。もちろん、僕もまだまだ、走り続けますよ!」

    (賀曽利隆)

    7月24日発売
    360ページ
    出版社:ラピュータ
    価格:1800円+税