カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記

第100回 ヌプントムラウシ林道

投稿日:2011年4月23日

2010年 林道日本一周・東日本編

連続ダート94.2km、北海道屈指の林道密集地!

 くったり温泉「レイクイン」の湯から上がると、スズキDR-Z400Sに、
「さー、行くぞ!」
 と声をかけて走り出す。
 ここからはDRならではの世界といったところで、ダートが連続するする。
 朝一番で走ったダート28・7キロのパンケニコロベツ林道を再度、走り抜け、奥十勝峠に到着。今度は峠を直進し、シートカチ林道に入っていく。この林道もパンケニコロベツ林道同様、走りやすい。ゆるやかな下り。十勝川源流のシートカチ川沿いに走り、17・5キロのダートを走り切り、曙橋に出た。
 パンケニコロベツ林道→シートカチ林道の連続ダート距離は46・2キロになる。
 曙橋からは幅広のトムラウシ林道でトムラウシ温泉へ。トムラウシ林道は乗用車でも楽に走れるような道。実際、乗用車も多く走っている。9・0キロのダートを走り切り、道の行止まり地点にあるトムラウシ温泉に到着。ここはトムラウシ山(2141m)の登山口になっている。
 トムラウシ温泉「東大雪荘」(入浴料500円)の湯に入る。大浴場と露天風呂。露天風呂からは渓流を見下ろせる。
「東大雪荘」の湯から上がると、トムラウシ林道往復の18・0キロのダートを走り、曙橋に戻った。
 次に曙橋からは、ヌプントムラウシ林道でヌプントムラウシ温泉に向かう。ヌプン峠を越えるヌプントムラウシ林道は若干、ラフな区間があり、乗用車ではちょっときつい林道だ。
 15・0キロのダートを走るとヌプントムラウシ温泉に到着。ここには100度近い熱湯が岩壁から噴き出る噴泉塔がある。ヌプントムラウシ川の川原には混浴の露天風呂。うれしい無料湯。湯につかりながら眺める風景は、
「おー、ここは北海道、最奥!」
 と思わせるようなものだ。
 こうしてヌプントムラウシ林道のダート15・0キロを往復して再度、曙橋に戻った。 パンケニコロベツ林道→シートカチ林道が46・2キロ、トムラウシ林道の往復が18・0キロ、ヌプントムラウシ林道の往復が30・0キロと、合計すると94・2キロもの連続ダートになる。
 曙橋からは道道718号で十勝川沿いに走り新得へ。その途中ではオソウシ林道に入り、オソウシ温泉に寄っていく。
 オソウシ林道の入口は十勝ダムによってできた東大雪湖の先端部を橋で渡ったところ。森林を走り抜け、オソウシサラウンナイ林道との分岐点を過ぎたところにオソウシ温泉はある。一軒宿「鹿乃湯荘」(入浴料500円)の湯に入る。大浴場と露天風呂。ここの湯はPH10・0の強アルカリ性だ。
 オソウシ温泉からさらにオソウシ林道のダートを走り、道道718号に出たが、ダート12・8キロのオソウシ林道だ。
 道道718号を南下。ペンケニコロベツ林道の入口、パンケニコロベツ林道の入口、くったり温泉「レイクイン」の入口を通り過ぎ、屈足の町に入っていく。そこから道道75号で新得に戻った。
 北海道3大河川のひとつ、十勝川の上流地帯は、北海道屈指の林道密集地帯になっている。

より大きな地図で 林道日本一周東日本編 を表示
今回のエリア:昭文社ツーリングマップル北海道 25,26,33,34

シートチカ林道→トムラウシ林道→ヌプントムラウシ林道→オソウシ林道

再度、パンケニコロベツ林道を走る
林道脇の大ブキ


奥十勝峠に戻ってきた!
シートカチ林道を行く


曙橋
ヌプントムラウシ林道を行く


ヌプントムラウシ温泉に到着
ヌプントムラウシ温泉の噴泉塔




ヌプントムラウシ温泉の露天風呂

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